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9月新刊『マルセル嬢誘拐』

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『マルセル嬢誘拐』
著者:浅見 溪
判型:四六判並製
定価:本体価格2000円+税
978-4-88400-108-7


1968年、京都、画家・ロートレックの「マルセル」という作品が盗難事件にあった。
この事件を担当した新聞記者の取材メモにもとづくフィクション。

国内では大学紛争、三里塚といった政治闘争から寸又峡人質事件、連続拳銃射殺、三億円強奪など凶悪事件が続き、海外でもパリ五月革命、ロバート・ケネディ、キング牧師のあいつぐ暗殺、インドネシア9・30事件と激動した1968年。その年12月に京都の美術館からフランスの名画「マルセル」が忽然と姿を消した。7年の時効が成立したとき、絵だけは無事に戻ったが、犯人は迷宮入り。果たして犯行の動機は何だったのか? 執拗に取材を続けた新聞記者のメモから事件の本質を探るドキュメンタリー・フィクション!
by shinkansha | 2014-12-08 16:24 | 出版物