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植民地期朝鮮の歴史教育-「朝鮮事歴」の教授をめぐって-

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著者:國分 麻里
1967年福岡県生まれ。2008年筑波大学大学院博士課程人間総合科研究科学校教育学専攻修了。現在、筑波大学人間総合科学研究科(教育学系)助教。専攻は社会科教育学、朝鮮教育史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
本体価格:3,500円 プラス税
発行:2011年


(内容)
植民地期朝鮮での歴史教育は「韓国併合」の「正当性」を朝鮮人児童に理解させることから始まった。1920年代になると、朝鮮を日本の一地方としてとらえ、郷土史として教授した。それが「朝鮮事歴」である。被支配民族の思想を支配民族の思想に近づける植民地教育の本質がここにあった。

書評
朝鮮新報
by shinkansha | 2011-12-20 12:25 | 出版物