韓国のベストセラー作家、孔枝泳が描く初のルポ作品 !
『椅子取りゲーム―韓国サンヨン自動車労働争議の真実』
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孔枝泳(コン・ジヨン)著 加藤健次・金松伊 訳
本体価格:1,500円+税
ISBN:978-4-88400-112-4 C0336

世界労働運動史上まれにみる権力と癒着したスキャンダル。
新自由主義の下の労働者のゆく末は......。
サンヨン自動車の実態が明らかになる !!





◆著者略歴 孔枝泳 ( コン・ジヨン )


 韓国で影響力のある代表的な作家の一人である彼女は、全部で 1000 万部以上の売上をあげたベストセラー 作家でもある。『人間に対する礼儀』『サイの角のように一人で行け』(日本語訳、新幹社)『鯖』『ホンスン イ姉さん』『私たちの幸せな時間』『トガニ』など、時代の痛みを形象化し、社会的不合理と矛盾をあきらか にする作品活動を進めて来た。その延長線上に、今回は小説ではなく生涯初のルポタージュを登場させた。
作家がストにも参加しながら、労働者とともに闘いながら作品を完成した。

【サンヨン自動車労働争議とは】

 サンヨン自動車は韓国の大手自動車メーカーの一つ。2005 年、中国の上海自動車が 49%の株式を取得し、以後、技術だけを奪い、 投資も新車開発もなく多額の負債を意図的に作った。09 年には「経営困難」として法廷管理を申請。全従業員の3分の1にあたる 正規雇用者 2646 人、非正規雇用者 450 人の整理解雇案を発表した。闘いの始まりだった。労働者には何の罪もない。09 年 5 月、 労働者 640 人が工場を占拠。これに対し、政府は資本に加担した。電気と水を断ち、警察が昼夜問わずヘリコプターを飛ばし上空 から催涙液を振りまく。77 日目には機動隊を投入し、暴力でストを弾圧。
 最後まで整理解雇を拒否した 974 人のうち、無休休職・配転などで会社に籍をおく人員を 48%、希望退職・転籍で会社を離れる 人員を 52%とする案で妥結し、組合はストを解いた。しかし、会社側は1人も復職させようとしなかった。弾圧の暴力による精神 疾患や生活苦によって 24 人の組合員・家族が自殺した......。その後サンヨン自動車は上海自動車からインドのマヒンドラ社に売却 された。

 その後も組合はあきらめる事なく復職闘争を続け、朴政権になり、国勢調査が入る前に無休求職者 455 人を復職させた。 現在も国政調査の即時実施、解雇者全員の復職、非正規雇用解雇者の正規雇用での復職、24 人の犠牲者の名誉回復と遺族の生活 対策、スト弾圧の責任者処罰などを求めて闘っている。

 この作品は作家がストにも参加しながら労働者とともに闘い、犠牲になり実態のない幽霊のような者たちと闘い続けている労働者に慈しみのメッセージと共に連帯の意志を送っている。
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# by shinkansha | 2015-08-10 17:46 | 出版物
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『〈在日〉文学の変容と継承』
著者:磯貝 治良
判型:四六判上製
定価:本体価格2500円+税
978-4-88400-110-0

在日文学研究者、磯貝治良氏が在日文学の歴史を描く。
戦後、解放後に出発した在日朝鮮人の日本語文学が70年を迎えた。
「在日」社会がどのように変化しても生の現場、実存の根拠として
「在日」を生きる「根生い」の人々が存在する限り「在日」文学は
終焉しない。これは、著者の思いである。

〈在日〉文学はいまどこにいるか、そのゆくえは?
目次:Ⅰ〈在日〉文学の七十年
(変容と継承/ 在日文学の女性作家・詩歌人/ 在日文学のゆくえ/ 文学に見る在日の変遷とこれから)
II 金時鐘・金達寿・鷺沢萌論
III 「韓国併合100年」から戦後の文学を読む
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# by shinkansha | 2015-02-23 16:24 | 出版物
〈済州島四・三事件67周年記念〉
追悼と講演の集い
日時:2015年4月18日(土)午後5時半(5時開場)
第一部:オープニング
犠牲者追悼の招魂祭
済州四・三平和財団 李文教理事長
第二部:「戦後70年、日本はどこへ行く」
井筒和幸氏(映画監督)と小森陽一氏(東京大学教授・「九条の会」事務局

入場整理券:1,500円(前売券1,000円)、学生500円
前売券絶賛発売中!
問い合わせ先:jeju43_tokyo@yahoo.co.jp
電話:03-5688-6663
FAX:03-5688-6669
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『こんなにも深い埼玉と韓国・朝鮮の歴史』
『くらしの中から考える-埼玉と朝鮮』(1992年)、日韓対訳版『埼玉とコリア』(2002年)に続く第3弾。
埼玉と韓国・朝鮮の関わりを深く掘り下げた決定版!

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「憎しみは悲しみを生み、交わりこそが豊かさを生む」私たちの未来のために、歴史が教えてくれる伝言がある。埼玉の元高校教師が歴史教育を通して平和を願う。埼玉の歴史を深く見てほしい。

共著
江藤善章(元大宮北高校教諭)
小川満(元越谷航行教諭)
猪鼻裕(草加高校(定)教諭)
千田文彦(元川口北高校教諭)
宮内正勝(元越谷西高校教諭)

定価:本体価格1500円+税

目次 : 第1章 埼玉の古代文化と朝鮮半島(古代の埼玉と朝鮮をつなぐもの/ 古墳時代の埼玉と朝鮮)/ 第2章 古代埼玉の開発と渡来人の活躍(幡羅郡と渡来文化/ 秩父郡の開発と渡来人 ほか)/ 第3章 近世の埼玉と朝鮮(江戸時代の朝鮮通信使/ 県内の朝鮮通信使絵馬 ほか)/ 第4章 近代の埼玉と朝鮮(朝鮮の植民地化と埼玉/ 関東大震災下の朝鮮人虐殺 ほか)/ 第5章 戦後の埼玉と韓国・朝鮮(戦後、埼玉に住むことになった朝鮮人/ 子どもたちの未来のために ほか)

2016年は高麗郡建郡1300年記念
2016年は、高麗郡建郡1300年にあたる。北武蔵、埼玉県の古代遺跡など歴史を再発見してください!
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# by shinkansha | 2014-12-08 16:58 | 会社案内
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『マルセル嬢誘拐』
著者:浅見 溪
判型:四六判並製
定価:本体価格2000円+税
978-4-88400-108-7


1968年、京都、画家・ロートレックの「マルセル」という作品が盗難事件にあった。
この事件を担当した新聞記者の取材メモにもとづくフィクション。

国内では大学紛争、三里塚といった政治闘争から寸又峡人質事件、連続拳銃射殺、三億円強奪など凶悪事件が続き、海外でもパリ五月革命、ロバート・ケネディ、キング牧師のあいつぐ暗殺、インドネシア9・30事件と激動した1968年。その年12月に京都の美術館からフランスの名画「マルセル」が忽然と姿を消した。7年の時効が成立したとき、絵だけは無事に戻ったが、犯人は迷宮入り。果たして犯行の動機は何だったのか? 執拗に取材を続けた新聞記者のメモから事件の本質を探るドキュメンタリー・フィクション!
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# by shinkansha | 2014-12-08 16:24 | 出版物