カテゴリ:出版物( 95 )

日韓の歴史認識と和解
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東北アジア問題研究所編
定価:本体価格:1500円+ 税
ISBN:978-4-88400-117-9 C0031 


日本と韓国は和解し、共生せねばならない状況にある。
それなのに和解・共生への道に進まないのはなぜだろうか。
本書は欧米思想から脱却し、日韓にある基本思想にのっとって<共生への道を示す試論>である。



著者略歴

戸次公正(べっきこうしょう) 真宗大谷派南溟寺住職。相愛大学非常勤講師。著書『正信喝のこころ』『阿弥陀経が聞こえてくる』(宝蔵館)

小牧薫(こまきかおる) 歴史教育者協議会会員。共著『記録沖縄「集団自決」裁判』(岩波書店、2012年)、『理解しやすい世界史B』(文英堂、2013年)

金定三(キム・ジョンサミ) 東北アジア問題研究所代表。共著『方法論としてのヘーゲル哲学』(晩声社、1995年)『東アジアの新時代に向けて』(新幹社、2012年)

金自成(キム・ジャソン) 共著『インテリジェンスの20世紀』(千倉書房、2007年)

佐々木隆爾(ささきりゅうじ)東京都立大学名誉教授。著書『世界史の中のアジアと日本』(御茶の水書房、1988年)『サンフランシスコ講和』(岩波ブックレット、1988年)


目次

Ⅰ 訪いと皇民化政策

  戦死者を記憶し訪うこと 戸次公正

  ―先の戦争における日本の戦死者と朝鮮半島出身の軍人・軍属の戦死者の名から― 

  朝鮮の植民地化と皇民化政策  小牧薫

Ⅱ 日韓の和解とバンドン精神

  韓日和解の根拠と方法  金定三・金自成

  「バンドン精神」の形成と核心 佐々木隆爾




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by shinkansha | 2016-08-13 18:06 | 出版物
女たちの在日 「鳳仙花」22年間の珠玉作品集
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呉文子・趙栄順 編 
新幹社 刊  
定価:本体価格:1600 円+ 税
ISBN:978-4-88400-114-8 C0095


在日女性たちによる手作りの同人誌「鳳仙花」。
1991年創刊から2013年27号まで、一口では語れない様々な生活史を映して続けられた。
計500編の作品から、よりすぐりの40編を収録したエッセイ集。

――文字をもたない一世の母たちのハン(恨)多い人生を、その背中をみて育った娘たちの文章が誌面を飾った。(あとがきより抜粋)


◆東京新聞(2016.5.15号) 読書欄「読む人」で紹介されました。


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by shinkansha | 2016-05-21 17:09 | 出版物
『生姜(センガン)』
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千雲寧(チョン・ウニョン) 著 
橋本 智保 訳 新幹社 刊  
定価:本体価格:2,000 円+ 税
ISBN:978-4-88400-115-5 C0097 


韓国映画随一の社会派、チョン・ジヨン(『南営洞1985』『折れた矢』等)監督推薦!               
「 『生姜』は私に『南営洞1985』という映画を撮 る 勇気を与えてくれた小説だ!」

拷問技術者とその娘の11 年の物語

◆著者略歴 千雲寧( チョン・ウニョン)
(1971年ソウル生まれ。漢陽大学新聞放送学科、ソウル藝術大学文芸創作学科 卒業。
2000年短編「針」( 東亜日報新春文藝) でデビュー。主な著書に小説集『針』(2000年 創作と批評社)
『彼女の涙の使用法』(2008 年 創作と批評社)『さよ なら、サーカス』(2005年 文学トンネ)『母さんも知ってのとおり』(2013年 文学と知性社) 等。申東曄創作賞(2003年)、今年の芸術賞を受賞(2004年)。

◆本書「訳者あとがき」より
本書は実在した拷問者をモデルにソニという架空の娘を設定して描いたものである。民主化闘争の真っ只中を生きてきた世代の作家なら、いまだ生々しい出来事であるだけに、そこに虚構の入る余地はなかったかもしれない。だが、『生姜』は史実を踏まえつつもほとんどがフィクションである。七十年代生まれという世代的な余裕が想像力をかきたて物語を作り上げたのだろうか。新たな物語の可能性がある。
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by shinkansha | 2016-04-18 15:28 | 出版物

『「国家を超える」とは・・・民族・ジェンダー・宗教』
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編者:黒木雅子・李恩子
判型:四六判並製
定価:本体価格1800円+税
978-4-88400-116-2


「国家を超える」とは、「境界を生きる」とはどういうことか。
多様な背景をもつ9人の執筆者が真摯に論ずる。 

民族、ジェンダー、国家、階級、宗教、言語、障がい・・・・・・。
「大きな物語」から排除され、周辺化された人々の視点
から日本社会と世界を見つめる共鳴の一書。



◆目次・執筆者
Ⅰ. 移民、国籍、言語 ▶境界との交渉に目を向ける。
▪「日系アメリカ人」の構築と変容・・・エスニシティ・ジェンダー・国家の境界にて 黒木雅子( 京都学園大学教員) /▪国籍という記号を考える・・・在日・在米コリアンの記憶と経験 李恩子( 関西学院大学教員) /▪国語・ナショナリズム・ジェンダー 佐竹久仁子(姫路獨協大学他講師)/▪日本・韓国のフィリピン人移住者た
ちによる複数の国家・国民とかかわる実践 永田貴聖(国立民族博物館・機関研究員)

Ⅱ. 私の視点 ▶ポストコロニアルな問いに迫る。
▪名付けとカテゴライズの落とし穴・・・ 在特会にみる日本の排外主義の断面 山田洋一(人民新聞編集部)/▪普遍宗教は国家を超えるか? 村山由美(南山宗教文化研究所客員研究所員)/▪壁を崩し他者と出会う 寺内真子(公益財団法人神戸YMCA 総幹事)/▪「国家を超えて」・・・ 在日の私の視点 李達富/▪格差と排除にあらがい、エンパワーメント(人間性復興)の灯りをともそう‼ 梁陽日(同志社大学講師)
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by shinkansha | 2016-04-18 15:16 | 出版物
第23回新日本文学賞特別賞「夜の子供」、遺された未定稿ほか、全エッセイ、書評を収録した初作品集。

  深沢夏衣はすぐれた在日女性作家である。  
  明るい透明性をもったその清冽な作品群は、
  差別を許さない真の文学を読む喜びで私たちを満たしてくれる。
                    ── 高良留美子(詩人・作家)



◆深沢夏衣(ふかさわかい)
日本国籍をもつ在日朝鮮人二世の女性作家。 2014年3月永眠。
寡作ながら平明、的確な文体で、市井に生きる<在日>の家族、女性を描いた。
編集者としての一面をもち、もうひとつの表現<在日>の雑誌を発信。
手がけた「季刊まだん」(73-75年)「季刊ちゃんそり」(79-81年)「地に舟をこげ」(06-12年)から掲載エッセイ、小説を初収録。
本作品集ではじめて全貌が明らかになる。


出版社: 新幹社
ISBN978-4-88400ー111-7
本体価格:7500円+税
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◆目次から
70年代前半を時代背景に葛藤する<在日>二世の群像劇「夜の子供」/北朝鮮帰国事業から40余年、現代日本の片隅で小泉訪朝に接する信子と福子。「パルチャ打鈴」「ぱらんせ」/吹き集まり、必要とし、また離れていく流浪の群れ。長編未定稿「花持つ女」/母の40年ぶりの帰国、エッセイ「この海を越えて……」/沖縄を書き、私を記す。返還直前の揺らめく沖縄を歩いた原点の紀行文「沖縄で考えたこと」。
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by shinkansha | 2015-11-23 00:43 | 出版物
新装版 『文化人類学の方法と歴史』

本書は、2008年に刊行した『文化人類学の方法と歴史』が品切れが続いていたので、ソフトカバーで読みやすくなったものである。「文化人類学」、あるいは「人類学」という領域がいかにして構成されてきたか、方法と歴史に注目して書かれた本。重要な研究論文も掲載されており大学の教科書としても採用されている。

出版社: 新幹社
ISBN-13: 978-488400113-1
本体価格:2,200円+税

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原尻英樹
立命館大学産業社会学部教授(エスニシティ論担当)。1958年福岡県大牟田市生まれ。九州大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。ハワイ大学政治学博士(Ph.D.)、九州大学教育学博士(教育人類学)。放送大学教養学部文化人類学助教授等を経て、現職。専門分野:文化人類学、教育人類学。著書としては、『マイノリティの教育人類学』新幹社、『フィールドワーク教育入門』玉川大学出版部、『「在日」としてのコリアン』講談社現代新書、その他多数。現在、『21世紀の武道教育』を執筆中。
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by shinkansha | 2015-11-02 15:54 | 出版物
本書は、韓国の民主化運動記念事業会が発行した「歴史読み直し」シリーズ(計七巻)のひとつである『済州四・三』(2006)を日本語に訳出したものであり、著者が改訂増補したものである。

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『語り継ぐ済州島四・三事件』
著者:許榮善  訳者:村上尚子  本体価格:1,200円+税
ISBN-9784884001032

目次
・・・・・・四・三について聞くおまえに
1 島、民衆の根源
2 嵐の前夜
3 嵐の中へ
4 眠られぬ済州島
5 ああ、悲しい中山間
6 集団虐殺の証言
7 四・三、その後
8 米国とは私たちにとって何か

本書は、女性の著者と翻訳者によって女性の視点で誰もが読めるようなわかりやすい文章でつづられています。「済州島四・三事件」に巻き込まれた在日島民への取材が書き加えられ、四・三の時代に生きた女性たちの受難についても新たに語られています。
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by shinkansha | 2015-10-26 17:35 | 出版物
韓国のベストセラー作家、孔枝泳が描く初のルポ作品 !
『椅子取りゲーム―韓国サンヨン自動車労働争議の真実』
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孔枝泳(コン・ジヨン)著 加藤健次・金松伊 訳
本体価格:1,500円+税
ISBN:978-4-88400-112-4 C0336

世界労働運動史上まれにみる権力と癒着したスキャンダル。
新自由主義の下の労働者のゆく末は......。
サンヨン自動車の実態が明らかになる !!





◆著者略歴 孔枝泳 ( コン・ジヨン )


 韓国で影響力のある代表的な作家の一人である彼女は、全部で 1000 万部以上の売上をあげたベストセラー 作家でもある。『人間に対する礼儀』『サイの角のように一人で行け』(日本語訳、新幹社)『鯖』『ホンスン イ姉さん』『私たちの幸せな時間』『トガニ』など、時代の痛みを形象化し、社会的不合理と矛盾をあきらか にする作品活動を進めて来た。その延長線上に、今回は小説ではなく生涯初のルポタージュを登場させた。
作家がストにも参加しながら、労働者とともに闘いながら作品を完成した。

【サンヨン自動車労働争議とは】

 サンヨン自動車は韓国の大手自動車メーカーの一つ。2005 年、中国の上海自動車が 49%の株式を取得し、以後、技術だけを奪い、 投資も新車開発もなく多額の負債を意図的に作った。09 年には「経営困難」として法廷管理を申請。全従業員の3分の1にあたる 正規雇用者 2646 人、非正規雇用者 450 人の整理解雇案を発表した。闘いの始まりだった。労働者には何の罪もない。09 年 5 月、 労働者 640 人が工場を占拠。これに対し、政府は資本に加担した。電気と水を断ち、警察が昼夜問わずヘリコプターを飛ばし上空 から催涙液を振りまく。77 日目には機動隊を投入し、暴力でストを弾圧。
 最後まで整理解雇を拒否した 974 人のうち、無休休職・配転などで会社に籍をおく人員を 48%、希望退職・転籍で会社を離れる 人員を 52%とする案で妥結し、組合はストを解いた。しかし、会社側は1人も復職させようとしなかった。弾圧の暴力による精神 疾患や生活苦によって 24 人の組合員・家族が自殺した......。その後サンヨン自動車は上海自動車からインドのマヒンドラ社に売却 された。

 その後も組合はあきらめる事なく復職闘争を続け、朴政権になり、国勢調査が入る前に無休求職者 455 人を復職させた。 現在も国政調査の即時実施、解雇者全員の復職、非正規雇用解雇者の正規雇用での復職、24 人の犠牲者の名誉回復と遺族の生活 対策、スト弾圧の責任者処罰などを求めて闘っている。

 この作品は作家がストにも参加しながら労働者とともに闘い、犠牲になり実態のない幽霊のような者たちと闘い続けている労働者に慈しみのメッセージと共に連帯の意志を送っている。
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by shinkansha | 2015-08-10 17:46 | 出版物
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『〈在日〉文学の変容と継承』
著者:磯貝 治良
判型:四六判上製
定価:本体価格2500円+税
978-4-88400-110-0

在日文学研究者、磯貝治良氏が在日文学の歴史を描く。
戦後、解放後に出発した在日朝鮮人の日本語文学が70年を迎えた。
「在日」社会がどのように変化しても生の現場、実存の根拠として
「在日」を生きる「根生い」の人々が存在する限り「在日」文学は
終焉しない。これは、著者の思いである。

〈在日〉文学はいまどこにいるか、そのゆくえは?
目次:Ⅰ〈在日〉文学の七十年
(変容と継承/ 在日文学の女性作家・詩歌人/ 在日文学のゆくえ/ 文学に見る在日の変遷とこれから)
II 金時鐘・金達寿・鷺沢萌論
III 「韓国併合100年」から戦後の文学を読む
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by shinkansha | 2015-02-23 16:24 | 出版物
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『マルセル嬢誘拐』
著者:浅見 溪
判型:四六判並製
定価:本体価格2000円+税
978-4-88400-108-7


1968年、京都、画家・ロートレックの「マルセル」という作品が盗難事件にあった。
この事件を担当した新聞記者の取材メモにもとづくフィクション。

国内では大学紛争、三里塚といった政治闘争から寸又峡人質事件、連続拳銃射殺、三億円強奪など凶悪事件が続き、海外でもパリ五月革命、ロバート・ケネディ、キング牧師のあいつぐ暗殺、インドネシア9・30事件と激動した1968年。その年12月に京都の美術館からフランスの名画「マルセル」が忽然と姿を消した。7年の時効が成立したとき、絵だけは無事に戻ったが、犯人は迷宮入り。果たして犯行の動機は何だったのか? 執拗に取材を続けた新聞記者のメモから事件の本質を探るドキュメンタリー・フィクション!
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by shinkansha | 2014-12-08 16:24 | 出版物