2016年4月刊行 『生姜(センガン)』

『生姜(センガン)』
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千雲寧(チョン・ウニョン) 著 
橋本 智保 訳 新幹社 刊  
定価:本体価格:2,000 円+ 税
ISBN:978-4-88400-115-5 C0097 


韓国映画随一の社会派、チョン・ジヨン(『南営洞1985』『折れた矢』等)監督推薦!               
「 『生姜』は私に『南営洞1985』という映画を撮 る 勇気を与えてくれた小説だ!」

拷問技術者とその娘の11 年の物語

◆著者略歴 千雲寧( チョン・ウニョン)
(1971年ソウル生まれ。漢陽大学新聞放送学科、ソウル藝術大学文芸創作学科 卒業。
2000年短編「針」( 東亜日報新春文藝) でデビュー。主な著書に小説集『針』(2000年 創作と批評社)
『彼女の涙の使用法』(2008 年 創作と批評社)『さよ なら、サーカス』(2005年 文学トンネ)『母さんも知ってのとおり』(2013年 文学と知性社) 等。申東曄創作賞(2003年)、今年の芸術賞を受賞(2004年)。

◆本書「訳者あとがき」より
本書は実在した拷問者をモデルにソニという架空の娘を設定して描いたものである。民主化闘争の真っ只中を生きてきた世代の作家なら、いまだ生々しい出来事であるだけに、そこに虚構の入る余地はなかったかもしれない。だが、『生姜』は史実を踏まえつつもほとんどがフィクションである。七十年代生まれという世代的な余裕が想像力をかきたて物語を作り上げたのだろうか。新たな物語の可能性がある。
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by shinkansha | 2016-04-18 15:28 | 出版物