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2016年春刊行『「国家を超える」とは・・・民族・ジェンダー・宗教』


『「国家を超える」とは・・・民族・ジェンダー・宗教』
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編者:黒木雅子・李恩子
判型:四六判並製
定価:本体価格1800円+税
978-4-88400-116-2


「国家を超える」とは、「境界を生きる」とはどういうことか。
多様な背景をもつ9人の執筆者が真摯に論ずる。 

民族、ジェンダー、国家、階級、宗教、言語、障がい・・・・・・。
「大きな物語」から排除され、周辺化された人々の視点
から日本社会と世界を見つめる共鳴の一書。



◆目次・執筆者
Ⅰ. 移民、国籍、言語 ▶境界との交渉に目を向ける。
▪「日系アメリカ人」の構築と変容・・・エスニシティ・ジェンダー・国家の境界にて 黒木雅子( 京都学園大学教員) /▪国籍という記号を考える・・・在日・在米コリアンの記憶と経験 李恩子( 関西学院大学教員) /▪国語・ナショナリズム・ジェンダー 佐竹久仁子(姫路獨協大学他講師)/▪日本・韓国のフィリピン人移住者た
ちによる複数の国家・国民とかかわる実践 永田貴聖(国立民族博物館・機関研究員)

Ⅱ. 私の視点 ▶ポストコロニアルな問いに迫る。
▪名付けとカテゴライズの落とし穴・・・ 在特会にみる日本の排外主義の断面 山田洋一(人民新聞編集部)/▪普遍宗教は国家を超えるか? 村山由美(南山宗教文化研究所客員研究所員)/▪壁を崩し他者と出会う 寺内真子(公益財団法人神戸YMCA 総幹事)/▪「国家を超えて」・・・ 在日の私の視点 李達富/▪格差と排除にあらがい、エンパワーメント(人間性復興)の灯りをともそう‼ 梁陽日(同志社大学講師)
by shinkansha | 2016-04-18 15:16 | 出版物